Ubuntu を最小構成でインストールする
インストーラーでマシンを起動する
ここでは、公式からダウンロードした Ubuntu Server のイメージファイルで仮想マシンを起動した状態から説明します。
ベアメタル環境 (物理 PC) の場合は、イメージファイルを Rufus 等で USB や DVD-ROM へ書き込んで起動することで、同様の状態になります。
インストールをすすめる
- 「Try or Install Ubunu Server」を選択する
- 基本的にはデフォルト設定のまま「Done」か「Continue」を選択していく
- 以下については設定変更する
- Installer update available (更新が可能) に対しては、「Continue without updating」(更新せずに続ける) を選択する
- インストーラーの中で更新するとインストールに時間がかかって進捗がわからなくなるため
- インストール後で更新できる
- Choose the type of installation (インストールの種類を選択) では、「Ubuntu Server (minimized)」(最小構成の Ubuntu Server) を選択する
- 最小構成では vi など基本的なツールも入らないので注意が必要
- Profile configuration では、以下の項目を入力する
- Your name ... 名前 (なんでも良い)
- Your servers name ... サーバ名
- Pick a username ... 最初に作成しておくユーザ名
- Choose a password / Confirm your password ... 作成するユーザのパスワード
- SSH configuration では、必要に応じて「Install OpenSSH server」にチェックを入れる
- チェックしておくと、作成したユーザでインストール後に SSH 接続できる
- AUTHRIZED KEYS はなくても良い
- Installer update available (更新が可能) に対しては、「Continue without updating」(更新せずに続ける) を選択する
- Installation complete!まで進んだら、「Reboot Now」を選択して再起動する
- このタイミングで、挿入した Linux イメージの DVD や USB を抜いてから進めることを促される
- 特に仮想マシンでは、以下のようなエラーが表示されて再起動へ進まないことがある
- これは DVD ドライブへマウントしたイメージファイルをアンマウントできなかったエラーで、インストールそのものへの影響はない
- Enter を押して続行することができる
- これでインストールは完了
- 再起動後、ログインプロンプトが表示されてログインできるか確認しておく